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中学受験をどうするか

この時期の小学6年生には
・「中学受験が当たり前」と思って
4年生くらいから学校が終わったら即、塾に通い
小学生の高学年をほとんど塾通いで過ごして
私立中学への合格通知を手にした生徒さんと

・「中学受験って何?近くの中学校に皆行くのでしょ?」と
思って疑わずこの春、近くの公立中学に入学する生徒さんがいます。

昔は・・・わたし自身
私立中学はすっごく勉強できる子かできない子
もしくはお坊ちゃんとお嬢様が行くところ

というイメージをもっていたように思います。
もちろん!自分自身、なんのためらいもなく公立中学と
公立高校に進みました。

しかし・・・時代が変わり・・・
どちらのタイプの子供たちも見てきて

私立中学受験と公立高校で受験、どちらがいいのかなぁと度々考えます。

中学受験は相当な勉強量で体力も必要で塾の費用もすごいです。
好きな習い事もセーブし
周りの大半が遊んでいる時に勉強漬け、
模試!偏差値!に振り回されそれはもう大変です。

しかし
中学受験で勉強することは
ある意味、大人になっても役に立つ常識的なことが多いです。

国語に関しては四字熟語やことわざ、対義語、類義語などの語彙力は凄いです。
相当な文章量を読み込みます。
中学受験を経験しなければ身につかない言葉がたくさんあります。

算数に関しては入試問題は小学生の範囲を超えていないとはいえ
入試勉強の算数を頑張ってきた生徒たちは
(たとえ、ずば抜けた偏差値の中学でなくても)
中学の数学なんて、少しの指導で3年間分を簡単にやり遂げます。
数学の思考回路がもう出来上がっているのだろうといつも思います。

一方、公立中学に入ると・・・地域性もあるとは思いますが
ここ兵庫県のことしか詳しくは知りませんが
3年間、内申書に振り回されて9教科勉強して公立高校合格を目指すことは
並々ならぬ努力が要ります。
不得意科目は作らず
副教科(音楽・技術家庭・保健体育・美術)の一つも気を抜かず
内申書(5段階です)を「1つ」上げることはそれはもう大変です。
踊って・泳げて・歌えて・絵が上手くて・
その上、部活も頑張ってやり遂げて!

私立中学を受験するか否か。
同じ地域に住んでも全く違う道をえらぶことになるんだと思います。
中学受験の方が向いている子、高校受験の方が向いている子・・・
もちろん!費用も考えなくてはいけません。
でも・・・
もし選べるなら小学生の間にじっくりと考えるべきだと思います。


たかが人生の通過点の中学&高校です。
まだまだ何の勝ち負けでもないし
長い人生歩んだ後でないと・・・いや!歩んだ後でも
正解なんて見つからないと思うけれど

「公立高校受験」が目の前に迫ってきた可愛い生徒たちを見ていると
本当にご苦労様の気持ちになります。

「どこの学校行くかよりも
12歳、15歳で自分の人生を見つめ
将来を真剣に考えることに意義があるのよ」
 「ガンバレ!受験生!!」

どうかどうか
今年も一緒に勉強してきた受験生に無事合格通知が届きますように!

目次

私立中学受験するか否か

私立中学を受験するということはもちろん費用面で大変です。
しかし、公立高校の受験の大変さもある程度理解したうえで判断されることを願っています。

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