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「おまけに」ってどういう意味?
今の子供たちは本当に文章が書けません。
作文も感想文も本当に書けません。
だからと言って一朝一夕に上達する方法などあるはずもなく、
できるだけ主語と述語のある文章を話すように指導したり
短文を作る練習をしたりするようにしています。
今日の小学1年生の問題は「おまけに」という接続詞を使って短文を作る問題。
「おまけに」[接]それに加えて。 その上。 さらに。
「今日は寒くて、おまけに雨も降っている」のように使います。
小学1年生には難しかったかな??
一生懸命説明してから書いてもらったつもりだけれど
いつもすごくしっかりしていてよくできるY君。
問題集にバツマークがついたことないのでは? というくらい利発なY君
「できました! 」というから覗いてみると・・・
お菓子を買った。 おまけにおもちゃが付いていた。
これは これは・・・違う
・・・キラキラした目で戸惑う私のことを見ているY君は
私と同じように戸惑いだして・・・
だんだんうるうるしてきて
何が間違っているのか全く分からないという顔
「えっと、そのおまけは名詞だけれどこのおまけには接続詞で」
という理屈は通らないし
えっと・・なんて言ったらいいかな???
一緒になってまごまごしてしまいました。
「なんて説明しようか・・と」一生懸命考えているつもりなのだけれど
でも・・微笑ましいというか・・・
ぎゅっと抱きしめてあげたくなります。
こんな瞬間が一番楽しいような気もします。
可愛いくて、意味もなく嬉しくなってきて
こんな瞬間があるから
この仕事が大好きなのだと思います。
まだまだ続けていたいのだと思います。