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「あのね帳」

芦屋市・打出駅前の個別塾STUDYKILALAです。

今日、塾でふとしたきっかけで
「あのね帳」の話が出ました。


「あのね帳」・・・知っておられますか??

「あのねちょう」とは、小学校低学年が書く日記帳です。
実施するかどうかに地域差があるみたいです。
必ず「せんせい、あのね。」から始まります。
漢字を習うと「先生、あのね」になります。


小学低学年、特に1年生の子に「日記を書きなさい」はハードル高いけれど
「せんせいあのね、今日放課後にね・・・」と語り言葉で始めると
文章がスムースに書ける??

息子がいなくなった息子の部屋からも見つかりました。
懐かしいです・・・
拙いひらがなばかりで読みにくいけれど
最後には必ず担任の先生から
「良かったですね」とか「よくがんばったね」とかのコメントが赤字で書き添えられています。

神戸が発祥の地??
神戸では長く続けれられているようだけれど・・・
すぐお隣の芦屋や西宮ではあまり使われていないようですね。

・・・ということで・・・

「あのね帳」ってどうなのでしょうか???
わたしはとても良いように思います。

今の小学校ではほとんど「作文」を書かすことはなく
夏休みに突然(?)単発に(?)
作文や読書感想文の宿題を出すだけのようです。

そういえば。。。
わたしが小学生の頃には毎日のように
決まった言葉を使って「短文を作りなさい」という宿題ありました。
嫌だなぁ。。と思いながら母に
「何かない?」とヒントをもらい、助けてもらった思い出があります・・・

今は・・・???
日々子供たちに「今日の宿題なに??」と聞きますが
「計算ドリル」や「漢字ドリル」・・・という答えで
短文や作文の宿題はまず聞きません。
添削する先生が大変だからでしょうか。
忙しい親から苦情が来るのでしょうか。

「あのね帳」は文章を書くきっかけとしては
とても良いように思うのだけれど
どうなのでしょうか??
少なくとも、〇〇ちゃんが△△しました。
のように主語と述語を使った文章作る練習にはなると思います。

文章で「物事を表現する」ことはとても難しいです。
中学校の生徒たちも本当に言葉を知りません。
夏休みの作文見てもびっくりするくらい幼稚です。
文章書けません。

「あのね帳」も小学2,3年になってくると
「先生、あのね・・・」からきちんとして「文章言葉」になってこないと
ダメなのだろうと思いますが
「日記」ほど難くなく少しハードルが低くて続けやすい(?)

「あのね帳」てもっと全国に広がれば良いのに・・・

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